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キャラブキ フキは全国に生えていてとても身近な山(庭?)菜です。キャラブキは特別に栽培したフキを使うわけではなく、そんな道ばたの季節感をいただいて味わうものです。お土産屋さんや専門店で売っている本格的な仕上がりは難しいけれど、手づくりの我が家の味こそホンモノのキャラブキかもしれません。
材 料
  • フキ
  • 酒、砂糖、しょうゆ

{ 素材辞典:フキ

道具や素材のアドバイス

フキは野ブキがキャラブキにあうといいますが、自分の味を探してみましょう。 野ブキについては素材辞典をごらんください。



作り方

  1. 採ってきたフキは新鮮なうちに筋を取ります。食べやすい大きさに手で折りながら、折っては筋を引く、を繰り返しながらむいていきます。掃除したフキはそのまま水につけてあくを出します。手はあくで黒くなります。(A.)
  2. 水をきったフキは鍋に入れて、酒、砂糖、しょうゆを入れゆっくり煮ていきます。
  3. 分量はお好みです。砂糖をうんと多く入れるとB.のようなアメ状になり、上の写真のような出来上がりになります。砂糖を控えて醤油味の佃煮風に作るとC.のようになります。いずれにしてもかなり濃い味付けを心がけます。


だってね〜
 手で折って水につけたフキはおおきさもまばら、水をすってねじれます。それが手づくり感があってホンモノだ。という人がいました。筋を取らずにぶつ切りにして煮るとおいしいという人もいました。唐辛子を入れる人、みりんで味付けする人・・・キャラブキは、いろんな味があってとてもおもしろい!
 まっすぐに仕上げたい時は、茹でてから皮をむくと曲がりません。
 「フキ菓子」という昔ながらのおやつがあります。キャラブキ同様砂糖で味付けして煮ていきます。最後はカラカラとなって、粉がふいたように仕上げるのがこつ。
 定番中の定番「フキの油いため」 。フキをゆでて皮をむき半日くらい水にさらしておく。それを油で炒めた、醤油、砂糖で味をつける。

DATA : 2004年6月楡島にて取材。2005年1月情報追加。
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