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雑煮 元日、7日正月、鏡開きと1月の行事には欠かせないお雑煮。それだけに各家毎の作り方、各自の好みが分かれる料理です。妙高ではお醤油の雑煮がほとんどです。
材 料
  • ぜんまい
  • こんにゃく
  • 油揚げ
  • ちくわ
  • 鶏肉
  • 大根
  • 酒、砂糖、醤油

{ 素材辞典:

道具や素材のアドバイス





作り方

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切る。(※出汁用の老鶏は肉が堅いため、少し小さめに切ります)
  2. 油揚げは油抜きする。ぜんまいはもどしておく。全ての材料を適当な大きさに切る。
  3. 鶏は水から煮て、煮立ったらあくをとり、残り材料を入れて煮る。
  4. 調味料で味をつけ、餅を入れてできあがり。仕上げにさっと湯がいた芹を付け合わせます。


だってね〜
 芹は多くの家で入れるようです。生のまま、ゆがいたもの。いろいろですが、1月の雪の中では自然の山の芹は手に入りません。
 出汁の鶏は卵をとった廃鶏をつぶします。骨は別に出汁をとって利用してもいいし、冬の時期の”鶏そば”には欠かせない素材です。
 材料の組み合わせもいろいろ。「白菜入れる」「大根入れない」「三枚肉で作る」「もちは焼かない」「餅は煮ない」・・・十人十色とはまさにこのことです。

DATA : 2005年3月新井市楡島にて取材。
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