山菜歳時記
ぽかぽかとあたたかい日の散歩(3月下旬)

土手散歩〜その二
 ひょろひょろとした細くてやわらかい葱のような葉っぱを掘ってみると、パチンコ玉位の丸い根茎。のびるです(→)。生のまま味噌をつけて酒の肴に。

 ご存知のつくしもニョキニョキ、いたるところに見られます。
 食べたことはありますか?もしなかったら一度お試しください。伸びたものを選び、頭とはかまをとり(写真下)さっとゆでて、出し汁や甘酢に浸けていただきます。(ちょっとめんどくさいけどね)





 みつばも地面をはうようにして次々と葉を出しています。田んぼの水路の水たまりにはせりが伸びてきています。よくスーパーマーケットなどで見かけるものと比べてどうですか?
 これらの山菜の食べ方の特徴は、「大きくなる前の出たばかりのやわらかい部分をつまんで、採りたてを味わう。」そこに山菜料理本来の醍醐味があるようです。


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