山菜歳時記
決死の山菜採り(4月上旬)

 おとなりの上越では、ソメイヨシノも満開で、新井もそろそろ、七部咲き程度にまでなってきています。でもそれは里の話。
 今日おじゃました、寸分道(すぶんどう)という、新井でも比較的、山部に入ったところでは、サクラの時期もまだ先です。ようやく”奥丁字桜”が咲き始めている頃でした。


寸分道の景色

山の斜面にへばりつくようにして、寸分道の集落が見える。そのなかに「深山の里」と呼ばれる施設がある。

 今日のお目当ては「あずきな」という、あまり聞き慣れない山菜です。
 アズキナ;マメ科の植物で、正しくは「ナンテンハギ」といい、夏に紫色の花をつける。

「あずきな」は特に、時期が限られていて、ふきのように長く収穫できる山菜とは違ったおもむきがあるようです。
 さらに、比較的日当たりがよく、乾いたところを好む性質なので、山すそとか、がけとかといったちょっと危なっかしい所へ行かなくてはなりません。そのため、今回は同地域の「深山の里」のオーナー阿部さんにご協力いただきました。
 (←左上に見えるのは阿部さん)「あずきな」のありかは、こんながけを登った途中に生えています。雨あがりなどは、枯れ草が滑り台のようになって、かなり危険!
「あずきながあったよ〜〜ぅ」・・阿部さんです。私はこわごわ登ることにしました。


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