5月の連休頃から、なにかにつけ、山菜、山菜・・。町を歩けば家の前にはござを敷いて、ぜんまい干し。農家の家へいけばお茶うけにわらびやげんぶき。竹の子のシーズンも始まって、「うちの父ちゃん毎日山行って、も〜うんざり」なんて声も聞こえてきそう。
新井でも町中に住んでいたり、山さわぎ(山へ行って山菜なんかを採ったりすること)をしない若い人達は、「わざわざ採りに行かなくても」という人もいるし、山菜への執着心も様々です。
とりたてて買ったりしなければ、旬の山菜を口にせずに夏を迎えることも少なくありませんが、そんな人でも大抵、ご近所や親戚、知り合いなどに、山さわぎが好きな人がいて、「なにもしなくても山菜にありつく」というのが田舎のいいところ(?)です。
では、都心に住む人や、田舎にいても山にあまりなじみはないけれど、おいしい山菜が欲しい。という人のための入手ポイントをお教えしましょう。
point1「朝市でゲット」
新井の「六十市」と呼ばれる6と10のつく日に立つ朝市で買う。もちろん産直。農家のおばあちゃんたちの、朝採ったばかりのうどにわらび、竹の子など、季節ごとにいろいろ選べる。調理の仕方もばっちり教わろう。
point2「無人売店でゲット」
表示のお金を置いて、勝手に持っていくところ。いつもあるわけではないが、目を疑うばかりの安さがおすすめ。ついでに、町なかでも、ちょっとした商店に突然山菜が置いてあったりする(委託販売?)。これがまた安かったりして、苦労して山から採ってきた後に、たまたま立ち寄ると思いっきりがっかりする。
 point3「イベントでゲット」
有名なのが「平丸の山幸のもり祭」。恒例行事で、種類も量も豊富、山菜の他にも地域の特産品なども並んで、楽しさいっぱい。
(98年5月5日、平丸山幸のもり祭の山菜を見る)
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