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1月 | ▼
この月の保存食 |
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1日 | 正月(元旦) 年の初めのお祝い |
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年頭参り 氏神様に詣でる。 |
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2日 | 仕事初め 三時頃から起きて、野良着に着替えて藁仕事をする。 |
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はたき初め 藁を打つ者、蓑を作る者と、家族全員で働く。 |
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書き初め 子供たちも早く起きて、書き初めをしたり、縄ないをする。 |
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買初め 町にでかけて初買をする。 |
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3日 | 正月よび(長沢) 二日の夜から三日にかけて近所の人々を招く慣習がある。三が日は白い餅を食べるが、これ以後は朝こな餅を食べる。 |
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7日 | 七日正月 七日頃までに主な年始廻りを終わらせる。白い餅を食べる。 |
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11日 | 蔵開き(鏡開き)、棚おろし 年が新しくなり、最初に倉を開ける祝。倉に供えた餅をさげ、小豆粥にして食べる。 |
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14日 | 若木のむかえ 山から生木(なら、こまゆみ、黒もじの枝等)を取ってきて、十五日に使う小豆を煮る。囲炉裏で焚いているその火にあたると風邪をひかないとか、若返るといわれた。 → 今と昔のおはなし/「若木の迎え」
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15日 | 十五日正月(小正月)、やぶ入り 奉公に出ている人や、嫁に行った人は婿さんと一緒に里帰りする。実家ではそばを打ったり、野菜料理をいろいろ作ってもてなした。嫁さんは二十日正月を終えてから帰る。 |
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田の神さん 田の神さんがお出になる。 |
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賽の神 正月の飾りや書きぞめを燃やし、その年の豊作と家族の無病息災を祈る。 → 今と昔のおはなし/「賽の神」 |
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20日 | 二十日正月(寝正月) 正月のおさめぞめでゆっくり寝て暮らす。実家に帰っていた嫁さんが二十日正月をして婿家に帰る。白い餅を食べる。 |
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太子講 聖徳太子をまつり、職人さんが集まってその年の日当を決める。 |
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25日 | 天神講 床の間の天神様の掛け軸を下ろす。 |
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○ | 寒九の水 寒に入って九日目の水をいう。この水は一番冷たいと言われ、漬け物に入れると酸っぱくならないのでたくあんや野沢菜漬けに入れる。 |
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○ | 寒餅づくり 寒のうちにあられやかき餅を作ると、割れないでよいと言われる。お盆頃まで食べた。 |
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2月 | ▼
この月の保存食 |
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3日 | 節分 炒った豆を升に入れてまき、家内安全を祈る。 |
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8日 | 針供養 昔は家族の着る物を全部手縫いで作っていたので、一年中の折れた針を豆腐にさして供養する。 |
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9日 10日 |
山の神 山仕事、特に炭焼きを行っている人たちの行事。この日は仕事を休む。地域によっては三月九・十日に行う → 今と昔のおはなし/「山の神(大濁)」 |
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○ | ごぜ宿、浪花節宿 冬の娯楽として大人も子供も楽しみにしていた。村ではごぜさんや、浪花節語りの泊まる宿(世話役の家)が決まっていて、村中の人がそこの家に集まって話を聞いた。 |
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○ | 別院の回壇 二月下旬から三月にかけて、別院の布教活動 → 今と昔のおはなし/「お寺のお講)」 |
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3月 | ▼
この月の保存食 |
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3日 | 節句 餅・笹ずし |
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火祭り(鎮火祭)(宮内) 火祭りの行事。 |
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9日 10日 |
山の神 山神様が野に降りてこられる日とされ、高い所(二階、物干場)に昇ってはいけないとされている。 → 今と昔のおはなし/「山の神(大濁)」 |
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13日 14日 |
墨衣の御影様 乗如上人の祭。 |
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15日 |
地蔵堂のだんごまき 、摩尼王寺のだんごまき(越後三十三観音二番札所) お釈迦様の祭。だんごをお釈迦様の骨といってまく慣習がある。紅、白、黄、緑色などの食紅で色づけしただんごをまき、それを拾って袋に入れて身につけていると災難よけになる。 |
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○ | お彼岸 檀家の人がお寺へ行き法座を聞く。彼岸の初日をヒガンイリ、中日をオチュウニチ、最後の日をケチガンという。 |
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4月 | ▼
この月の保存食 |
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3日 | 節句 嫁、婿は里帰りする。手みやげに紅白のひし餅を持たせる所もある。 |
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○ |
春まつり 初嫁さんのお宮参りが行われ、神社の参道に一文店が出る。 |
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○ | 花見 きれいに着飾って高田の花見にでかける。 |
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○ | 春の畑打ち | |||
15日 | 稲荷祭(錦町) 地域の稲荷神社の祭。 |
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18日 | 観音祭(飛田) 家内安全と豊作を祈願する。 |
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もぐさ観音(平丸) 初嫁さんがまるまげを結って氏神さまへ結婚の報告へ行く。 → 今と昔のおはなし/「もぐさ観音の頃」 |
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○ | ねこ作り 各組毎に集まって割り当てられた「ねこ」を作る。作業が終わると当番の家の手料理でお茶飲みをする。秋に作る地区もある。「ねこ」とはわらで作り、用水の取入れ口にせぎとして使う。(和田、北条地区) |
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○ | 苗代作り 親類や近所の人たちと「え」をして行う。 |
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○ | ぼよ刈り(柴刈り) 一年中のたきぎ取り。山へ言って新芽の出る前の若木を切って束ねて積んでおく。割木作りも併せて行う。夏に背負い出して家の回りに積み直す。野菜作りの「手ぼよ」「くねぼよ」にも利用した。 |
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5月 | ▼
この月の保存食 |
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1日 | 風まつり 白山神社春の祭礼。おみこしが白山神社から加茂神社へと一年交代で町中を回った。 |
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3日 | 春まつり 斐太神社の祭礼。「ししかっか」がでて子供たちは喜んだ。 |
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8日 | お薬師さん 薬師神社の祭り。農作業は休み。 → 今と昔のおはなし/「寺尾の薬師様」 |
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9日 | 初山(平丸) 山の神様を迎える。 |
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○ | 田打ち(くれつぶし) 三本くわでうなってくれつぶしをする。 |
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○ | 山菜取り ぜんまい等を採って干して冬の保存食にする。 |
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6月 | ||||
上旬 |
田植え お互いに「え」をして、助け合って共同作業をする。 |
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○ | 節句 田植えの終了後、日を決めて二日間休み、田植えの疲れをとる。嫁、婿は実家へよばれる。 → 今と昔のおはなし/「節句の相撲」 |
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しょうぶ湯 しょうぶの葉を束ねてお風呂にいれたりして魔よけにした。 |
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20 | 水神様の祭り 飛田新田の矢代川堤防の水かみさんのお祭り。矢代川は常に洪水に見舞われ堤防が決壊した。 |
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○ | 田の草取り 田の草取りは、農作業の中で最もきつい仕事であった。主に女の人の仕事で、三番まで草取りをした。 |
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○ | 馬子洗い 田植えが終わった後「え」をした家同志で、代掻きに使ったマゴという道具を洗い、慰労会を開いた。 |
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7月 | ▼
この月の保存食 |
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1日 | 衣(きん)ぬき 蚕・蛇がキンをヌク(脱皮)といわれる季節で、人間も衣更をする。この日かきもちを食べると夏負けしない。 |
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梅の年とり 梅の収穫時期 |
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17日 | 大日さん 上堀之内の大日如来像のまつり。だんごまきがあり、それを拾って身に付けていると、まむし除けになる。 → 今と昔のおはなし/「大日さん」 |
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○ | 土用丑の日 どじょうを川でつかまえ、どじょう汁にして食べ、体力をつけた。 |
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21日 | 夏まつり(雪森) 田の草取り後、家から出た人を呼び、ゆっくりくつろいだ。 |
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○ | 草の間 田の草取りが終わると、お嫁さんは縫い物や洗張りを持って実家へ帰る。 → 今と昔のおはなし/「草の間(大濁)」 |
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8月 | ▼
この月の保存食 |
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○ | かんぴょう干し 天気の良い日に夕顔でかんぴょうを作り、川原の大石の上で干す。一日で干し上げるとまっ白にきれいに仕上がる。 |
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7日 | 新盆 墓の草取りをして墓まいりの準備をする。 |
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13日 |
お盆・墓まいり 新しい盆下駄をはいて、盆提灯をさげ、盆花を持って墓まいりをする。 |
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孟蘭盆(斐太地区) 子供たちは、新山提灯に火をともし「ナンボヤ、ボヤボヤ、オショライソナエ」と言って村中の墓をまわり、それぞれの家からお菓子をもらう。 |
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15日 | やぶ入り 家から出た人たちが実家へ帰り、墓参りをする。 → 今と昔のおはなし/「盆踊り・盆がえ」 |
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16〜17日 | 堂根まつり 水上地区、吉木の日吉神社のまつり |
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○ | 洗濯間 お嫁さんが実家へ帰り、布団の洗い張りや、冬物を縫ったりする。 |
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20日 | 二十日盆 やぶ入りした人たちが嫁ぎ先へ帰る日。 |
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24日 | 夜泣き地蔵まつり(志・除戸) 夜泣きする赤ちゃんに、祭ってあるよだれかけや帽子をかぶせると泣きやむ。お乳の出ない母親や体の弱い赤ちゃんもお参りするとご利益があったので、近郷、近在からも多数お参りに訪れた。 |
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27日 | 七夜 この日までにソバを蒔かないとうまくできない。 |
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マンマ会(梨の木) 各家一品ずつ料理を重箱に詰めて、神社に持ちより神殿にお供えしてお参りをし、その後料理を分けあってみんなで朝ごはんを食べる。 |
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子安地蔵尊まつり 夜泣きにご利益がある。お地蔵様の頭巾を借りて行って、子供にかぶせると治ると言われている。 |
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28日 | 八夜 まだ実家の墓まいりをしていない人はする。 |
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9月 | ▼
この月の保存食 |
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15日 | 十五夜 お月見、体を休めて稲刈りに備える。 |
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15〜18日 | 秋祭り 長沢の八王子神社のまつり |
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19日 | 山の口開き 牛馬の越冬用のふじの葉(くずの葉)をとる。このふじの葉は、牛馬の食糧と共に薬用を兼ねて与える。 |
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23日 | お彼岸 檀家の人がお寺へ行き法座を聞く。 |
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24日 | ばたもち神様 産神様のお祭りで、子供を産む人や産み終わった人が、ぼたもちを持ち寄りお供えして皆でいただく。(小局) → 今と昔のおはなし/「ぼたもち神様」 |
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10月 | ▼
この月の保存食 |
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13日 | 芋の年とり この頃になると、芋もよりおいしい時期になるので、畑からとってもよいとされる。 |
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○ | お講 檀家が寺へ集まり法話を聞く。(長沢) |
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○ | おたや 東本願寺新井別院の報恩講。寺では古式の行事をとり行い、寺の周囲には見世物小屋や露店などがたくさん設けられる。 |
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○ | 刈り上げ 稲刈りの終わったのを喜び、「刈り上げぼたもち」を作り手伝いにきてくれた家に配る。 → 今と昔のおはなし/「稲刈りと刈り上げぼたもち」 |
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○ | かいば切り 干し草を切り、こえら(豆のさや)を混ぜ、牛馬の越冬用の食料とする。 |
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11月 | ||||
○ | 報恩講 おてつぎ寺の報恩講。それぞれのお寺で日を決めて行う。 |
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○ | 氏神様の秋祭り 秋の取り入れが無事終わったのを感謝しての祭り。昔は九月の初めでお盆が過ぎ収穫期を前に、豊作を祈って祭りが行われ、盆踊りも盛んで若い男女の交際の場でもあった。 → 今と昔のおはなし/「長沢原 秋まつり」 |
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15日 |
かかしあげ かかしを田から持ち帰り感謝する。山の神を村へ迎える。 |
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大根の年とり この日を過ぎると、大根も甘みがでておいしくなると言われる。また大根を取って貯蔵したり、干しても「す」が入らない。 |
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大刈り上げ(田の神さん) 田の神様が山へお帰りになるので、その年にとれた野菜をみんな使って料理してお膳をつくる。新米でぼたもちを作る。 |
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○ | かぶな洗い 冬中の漬け物にする為に、かぶな(野沢菜)を川で洗って漬ける。二〇束くらい漬けるのが普通だった。 |
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○ | 冬囲いの頃 | |||
○ | ぼよ刈り(柴刈り) 木の葉がみんな落ちた頃に、山へでかけて行って雑木を切りたきぎにする。 |
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○ | 秋もち(秋節句) 村ごとに日を決めて農休みにし、嫁に出たものや婿をよぶ。 |
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12月 | ▼
この月の保存食 |
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○ |
洗濯間 嫁が実家へ帰り、一年間着た衣類の洗濯をしたり、布団や冬物を仕立てる。あわせてゆっくり体も休める。 |
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8日 | ふいご祭り 鍛冶屋の火炉祝いと言って、火の神様を祭る。そばを打ってもてなす。 → 今と昔のおはなし/「ふいごまつり」 |
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○ | こばしあげ、とうど呼び、秋がえしき 一年間農作業の手伝いにきてくれた人たちのご苦労よびです。作神様に農作物の収穫を感謝し、春採れた山菜から秋に収穫したものまでみんなつかって料理を作る。帰りのみやげとして、煮物を”つとっこ”に入れて、もらって帰る。 → 今と昔のおはなし/「とうどよび」 |
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○ | 秋ごと 一年間農作業や行事の時に手伝ってくれた、親戚の身近な人を呼んでお礼にご馳走する。とうど呼びに引き続き行う。 |
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○ | 月忌(がっき)じまい 毎月お参りにきて下さるお坊さんを呼んで、おときを出す。 |
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○ | おとりこし 田仕事や畑仕事をして殺した鳥や虫の供養。ハトはいつも「ドテッポッポー、おとりこしの豆炒り食いたい」と鳴いているという古老の話もある。 |
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22日 |
冬至 冬至南瓜を食べると、一年中風邪をひかないと言われている。 |
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南瓜の年とり 冬至すぎの南瓜は、災難を招くと言われ一旦家から外に出した。南瓜は寒くなると腐りやすいので、この頃までに食べてしまうようにと言われた。 |
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○ | 大掃除 餅つきの前に行う。 |
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25日 26日 27日 |
餅つき 正月を迎える為に餅をつく。 |
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まゆ玉つくり 農作を願って、正月を迎えるために作る。 |
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30日 | お歳暮 嫁をもらった年、嫁の実家へ酒一升を持って挨拶に行く。 |
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31日 | 年取り 神棚を掃除して年神様を迎える。 |
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